2017年から2019年までのF1タイヤサプライヤーに指名されてから7カ月を経て、ようやくピレリが契約書に署名し、正式な契約が結ばれた。 
 F1の総帥バーニー・エクレストンは、昨年10月の時点で、ピレリが向こう3年間のタイヤ供給者となることを明らかにしていた。実際のところ、ここまで長い時間を要したのは書類上の手続きをすべてクリアするためで、すでにピレリはこの契約が結ばれることを前提に、よりワイドなタイヤが導入される2017年シーズンに向けた作業を進めてきた。

 ピレリのモータースポーツディレクター、ポール・ヘンベリーは、契約についての質問にこう答えている。
「処理すべきことが、ものすごくたくさんあった。どれも書類上のことなんだが、とにかく数が多い。私にとっては、契約はもう昨年の段階で決まったことだ。だが、それから先の法律的な手続きには、例によって長い時間がかかる」

「実際、最終的に更新契約にサインをするのは、もっと先のことになると思っていたくらいだ。みなさんにはご心配をかけたが、私としては何の問題もなかった。大勢の人が関与しているので、法的な観点から言えば、かなり複雑な契約なんだ」

「こうして正式に契約を結び、手元に契約書があるとはいえ、これからの3年間で状況は劇的に変化しそうで、おそらく誰もがこれまでとは違うものを求め始めるだろう」

 また、同日(モナコGPの土曜日)ピレリは、2017年仕様のタイヤを最初にテストするのは、フェラーリ、メルセデス、レッドブルの3チームになることを明らかにした。ヘンベリーによると、テストは当初言われていた8月ではなく9月から始まり、11月末までには予定のプログラムを完了したいという。

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