モハメド・ビン・スライエムは、先週ウズベキスタンの首都タシケントで行われたFIAの総会において、FIA会長選挙で再選し、前会長から引き継いだFIAの負債と莫大な経費を清算した功績を誇りながら2期目を迎える。
FIAの選挙手続きの合法性ついては、会長選挙に出馬していた女性レーシングドライバーのローラ・ヴィラールがティム・メイヤーの全面的支援を受けて訴訟を起こしており、来年初めにフランスの裁判所によって精査が行われる予定だ。メイヤーも、自身の名簿を提出することが不可能であるとして選挙から撤退している。一方ビン・スライエムはこれを無視し、連盟のために整理された銀行預金残高を提示し、すぐにF1の分配金のより大きな分け前を確保した。
