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F1 ニュース

投稿日: 2018.08.22 07:10
更新日: 2019.01.07 12:40

F1技術解説2018年シーズン前半総括(3):オーダーメイド仕様の極薄シートは外部からの救出が可能

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F1 | F1技術解説2018年シーズン前半総括(3):オーダーメイド仕様の極薄シートは外部からの救出が可能

■オーダーメイドのバケットシート(メルセデス、フェラーリ)

 カーボンファイバー製のF1用バケットシートは、ドライバーひとりひとりの体格に合わせたオーダーメイド仕様である。シートは実に薄く、ほんの数ミリの厚さしかない。

 1999年以来、バケットシートはマシンへの固定が禁じられた。その結果、事故でドライバーが自力で脱出できなくても、シートに座ったまま引き出すことが可能になった。バケットシート背面に見えるベージュと赤、青のベルトは、ドライバーをシートごと引き出すためである(写真参照)。

 フェラーリとメルセデスではシート形状が微妙に違うものの、機能は同じである。臀部から太ももにかけての凹凸を見るだけでも、シートの薄さが窺えると思う。

オーダーメイドのバケットシート(メルセデス、フェラーリ)

この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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