一方、一発逆転ホームランをかっ飛ばしたのが、フェラーリのキミ・ライコネンです。いや〜このまま引退かと思っていたら、まさかザウバーに戻るとは。
しかも、2年契約。そのあとはザウバーの管理職も視野に入れてるという噂も出てるし、さすがです。FIA会見中も、終始ニッコニコ。隣のルイス・ハミルトンも、「このオヤジ、しぶといな〜」と、つられて笑顔でした。
そして弱冠20歳でフェラーリに大抜擢されたシャルル・ルクレール。こんなにも若く、しかもそれ以前にF1でほとんど実績を上げていないドライバーのフェラーリ入りは、マクラーレンでわずか1戦走ったあとにフェラーリに移籍したジル・ビルヌーブ以来かと。
ジャン・アレジはどうかなと思ったんですが、ティレル時代に何度も表彰台に上がってますしね。「ベッテルのナンバー2になるつもりはないよ。、そもそも契約には、そんなこと書いてないし」と、さっそく頼もしいことを言ってました。
一方、一足先に夏休み中にレッドブル昇格が決まったピエール・ガスリーは、「今は今季の最終戦までのことしか考えてない」と言ってましたが、そうは言ってもしっかり2019年の準備は怠りないようです。
この数時間後にはレッドブルに出かけて行って、リカルド車のコクピットでシート合わせしてるのを、熱田カメラマンがスクープ撮影に成功してましたしね。
ところでガスリーの後任は、一体誰になるのでしょう?
シンガポールのパドックにはセバスチャン・ブエミが来てたけど、いや〜彼はないと思うな。
トロロッソの関係者も、否定的でした。「昔の名前」関係では、むしろダニール・クビアトの方が可能性は高いかと。まあ、何でもありの世界ですけどね……。