Q2で早めに2回目のアタックを開始したトロロッソ・ホンダの2台。ガスリーが9番手、ハートレーが10番手に入ったものの、まだ2回目のタイムアタックが残っていたドライバーが数人いた。

 ところが、ここでサーキットに霧雨が舞い始める。そのため、最後にタイムアタックを行ったドライバーたちは、トロロッソ・ホンダの2台を上回ることができずに、ガスリーとハートレーが2台そろってQ3に進出した。

「今回の予選は雨に助けられた部分もありますが、チームのストラテジスト(戦略家)が的確な判断を行って、正しいタイミングで2台をコースインさせていたことも事実です」(田辺TD)

 Q3でもトロロッソのストラテジストは的確な判断を下した。早めにドライタイヤでアタックを行ってハートレーが6番手、ガスリーが7番手のタイムをマーク。後半になって雨が降り出したため、この順位のままで予選が終了した。

 予選6番手と7番手はトロロッソ・ホンダとして2018年シーズン最高の予選結果となっただけでなく、15年にF1に復帰したホンダにとっても、鈴鹿で最高の予選結果となった。

「いろんな状況が絡み合った結果ですが、結果は結果です。ここでこの結果を出せたということは、われわれの実力が確実に進歩していることを証明しできました」

 予選でシーズンベストを達成したトロロッソ・ホンダ。日曜日のベストはバーレーンGPでのガスリーの4位。簡単ではないが、田辺TDが言うように「悔いのないレース」ができれば、目指せないポジションではない。

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