しかし、29周目にピットインし、タイヤを交換してコースに復帰すると、セーフティカーラン中の5周目にミディアムタイヤに履き替えてロングランしていたマーカス・エリクソン(ザウバー)の後ろに回ってしまう。

「たぶん、アンダーカットされてしまったんだと思う。僕には全体の状況がわからない。僕はタイヤの状況をエンジニアに伝え、ピットストップの判断はチームが行った。結果的に、ピットストップを引っ張りすぎた形となった」

 それでも、ガスリーはコース上で2台のザウバーをオーバーテイクし、33周目にエリクソン、続く34周目にはシャルル・ルクレールを抜き去り、再びポイント圏内を走行する。しかし、ザウバー勢2台をオーバーテイクするのにタイヤを酷使したガスリーのリヤタイヤはハートレー同様にブリスターが発生。入賞まで残り4周というところでサインツJr.にオーバーテイクを許し、ポイント圏内からひとつ順位を下げる11位でフィニッシュした。

「終わった後で戦略について言うのは簡単だということはわかっているけど、それでも今日はもっとうまくやれたかもしれないから、今後に向けてしっかりと分析したい」

2018年F1第17戦日本GP ブレンドン・ハートレー(トロロッソ・ホンダ)
11位に終わったF1日本GP決勝を振り返るガスリー

 残念な結果に終わったガスリーだが、ホンダのホームコースである鈴鹿で受けた温かい応援には感謝していた。

「トロロッソ・ホンダのTシャツやキャップに身を包んだファンをこれほどサーキットで見たのは初めてだ。スタンドからの声援もセバスチャン・ベッテルよりも多かったんじゃないかな。だからこそ、そんなファンにポイントをプレゼントしたかった。だから、今はとても残念な気持ちでいっぱいだ」

 10位のサインツJr.がチェッカーフラッグを受けた後、ブリスターを抱えて帰って来た2台のトロロッソ・ホンダ。レースを終え、コースを1周する彼らに鈴鹿のファンは惜しみない拍手を贈っていた。

本日のレースクイーン

Aiあい
2026年 / スーパーGT
WedsSport Racing Gals
  • auto sport ch by autosport web

    20歳でスーパーGTの最高峰に挑む“新人”小林利徠斗に迫った『FORMATION LAP』2026年第1弾が6月5日に公開

    ふつうとちょっとズレてる──20歳で最高峰に挑む新人ドライバー【FORMATION LAP Produced by auto sport】2026 Episode 1

  • auto sport

    auto sport 2026年8月号 No.1622

    [特集]│多│角│検│証│
    なぜ、日本人はF1で勝てないのか?
    いつか夢を実現するために過去から学ぶ

  • asweb shop

    掘り出し物満載の特別企画『モデルカー祭り!』がautosport web shopで開催中。6月25日まで

    レア物や特別価格商品が満載!
    6月25日まで