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投稿日: 2018.11.03 10:00
更新日: 2018.11.02 23:05

【ブログ】ライコネンが勝った! 表彰台の真ん中で呑む姿に感無量/F1自宅特派員 アメリカ&メキシコGP編

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Blog | 【ブログ】ライコネンが勝った! 表彰台の真ん中で呑む姿に感無量/F1自宅特派員 アメリカ&メキシコGP編

後方からゴリゴリと追い上げてきていたタッペンさん。
ライコさんと同じく22周目にピットイン、スーパーソフトタイヤで戻られましたよ。

あれタッペンさんも2ストップ? 2ストップなの?(※1ストップでした)
翌周、ボッタスさんもピットに入られましたが、タッペンさんの後ろに戻られましての4番手。
タッペンさん、見事アンダーカット成功です。

25周目、後方からゴリゴリと追い上げてきていたベツさんの後ろに、ライコさんが追いつきまして。
抜かさせる? 抜かさせない? とちょっぴりハラハラいたしましたが、抜かさせてくれました。
26周目でピットイン、ソフトで戻られての5番手でございます。

ライコさんとの差を、17秒差でキープしているハミルトンさん。
それにしても、メルセデスってすごいなあ、1回目のタイヤ交換、あそこでしちゃうんだもんなあ、としみじみ感心する我。

これこのままだったら、ハミさん余裕で2回目ピットだろうなあと、みんな思ったことでしょう。
わたくしも「こりゃライコさん詰んだな」と思っておりました。
だがしかし、あれ急にぐんぐんと詰まるタイム差。

37周目、ついにライコさんとの差が9秒につまったところで、ハミさんピットイン。
……タイヤ、予想ではもうちょっと持つはずだったんでしょうなあ。

17秒キープ時に入っていたら、別の展開もあったかも、と後から言うのは簡単なんだよねぇ。
ハミさん、ボッタスさんの後ろに戻られましての4番手。

その後、また快調にぶっ飛ばしてくるハミさんに、ボッタスさん本日2度目の「お先にどうぞ」
あの、なんか今回、あまりいいとこなかった気がしますが、ボッさんお疲れ様ですよ。

後ろからゴリゴリと追い上げてくる、タッペンさんとハミルトンさん。
気にしてるのか気にしてないのか、ギリギリなのかそうでもないのか、その差2秒キープで走るライコさん。

……あの、たとえばなんですが、もしも余裕が多少なりともあるのならば、もうちょい差をつけていただいた方が安心できますし、
もしも今がギリギリだとおっしゃるのなら、もうちょい必死な雰囲気を醸し出していただけたら助かるのですが。

ライコさん、見た目が本当にわからない。
この人、いっつもそうなんだけど、本当にわからない。
いやもし余裕で走っててのこの状態ならば、わたしのこの胃痛をどうしてくれようこのやろう。

タッペンさんの後ろのハミさんも気になりますが、その後ろのボッさんとベッテルさんも気になります。
ベツさんがボッタスさんを抜けなかったら、チャンピオン決定って、これまたボッさんには酷な話で。

まあ結果から言うと、ベツさんに抜かれたわけですが。
今回、ハミさんもタイヤのブリスターで苦しんでいましたが、たぶんボッさんのほうが更に苦しかったのではと。
ボッさん、ライコさんと似ていてタイヤの熱入れに淡泊だし。(フィン人特有?)
ボッさん、めげずにがんばって。

周回数も残りわずかになり、ついにタッペンさんとの差1秒を切ったりしちゃうライコさん。メイクドラマの天才です。
周回遅れに「ペレスそこどいてくれーー」とわたくしの罵声が飛びますが、普段はつつましやかな女です。

「チャンピオン決定は持ち越そう、伸びれば伸びるほど盛り上がる」と、興行主のようなセリフを吐きだしたら末期です。
そう、わたしの心は玄界灘。

そんな中、残り2周でタッペンさんの軽いミスを咎めてハミさんが仕掛ける!熱いバトルでしたがハミさんオーバーラン!
タッペンさん、よく守った!危なかった!

結果、ライコさんは無事逃げ切れました。優勝です。
我、感無量。
本当に、優勝しちゃった……。

5年半ぶりに優勝したキミ・ライコネン

幸運な条件が重なったおかげでありますし、間にタッペンさんがいてくれたことがかなりでかい気がしなくもないですが、
「見たか勝てたぞ」と声を大にして言いたい!

うわーーーーーーーーん。

表彰台で、まずは呑むライコさんを見れて、わたしゃ幸せです。
興奮冷めやらぬまま、引き続き不健康GPメキシコへと続きます。

さてF1メキシコGP。

今年のメキシコGPも死者の日ウイークに開催なので、あちらこちらにカラフルな骸骨さんがいらっしゃいまして。
スタイリッシュ骸骨! しゃれこうべがおしゃれこうべでございますよ。

各ドライバーをイメージした架空の動物のお人形は、どの子も個性的で、とくに色彩が素晴らしい!
あの明るい色調は、南米のからっとしたお国柄から生まれるものなんでしょうか。
お弁当箱開けたら全部茶色な環境で育ったわたくしには、ああいう色使いは、できないんだ……。くうう。

標高約2300mの高地にあるメキシコシティは、富士山5合目に相当するそうで。
山は登るより眺める派なので、標高2300メートルといわれましても、いまいちピンときませんで。
では横にしてみたら?とグーグルマップ見てみましたが、あれ2キロって近所だな……。

平面と立体の狭間で揺れるホンマさん。
ちょっと脳の酸素薄くなってきたみたいなので、この話題はこの辺で。

そういえば、去年のウイナーは(フェルス)タッペンさんでしたね。
そのタッペンさん、今年も絶好調でございますよ。
予選、誰もが最年少ポール更新だと思ったことでしょう。
だがしかし、リカルドさんが一歩速かった!

……もしかしたらタッペンさん、自分でも「確実に取れる」と最後ちょっとだけ油断したのかなあと思ってみたり。
駐車する際に、2番ボードを跳ね飛ばす姿を見て、自分自身に腹が立っていたのかなあと。

若者らしい怒りって、いいなあ。
ここはひとつ、青い山脈でも歌いましょうか。
……ちなみに青い山脈のモデルと言われている奥羽山脈岩手山は、標高2038メートルでございます。日本百名山!

ポールを獲得して歓喜するリカルドさん

そのリカルドさん。
本当にうれしそうで、そりゃそうだろうと全力で頷く我。
誰が聞いても、7戦リタイアは異常事態でありましょう。

犬も歩けば棒に当たり、リカルド走れば故障する。

そのリカルドさん、満面の笑顔なポールでございますよ!
願わくば、その笑顔のまま、決勝も終えてもらいたい。
心からそう願いながら、わたくしホンマは日曜日の朝を迎えたのでございます。


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