ルノーのマネージング・ディレクターのシリル・アビテブールは、プレシーズン中ではエンジン開発トークンの使用量を限定したものの性能は向上しており、トークンの消費量とパフォーマンスに関連性はないと考えている。

 ルノーは冬の間、割り当てられた32の開発トークンのうち7を使用。対してフェラーリは同期間中に全チーム中最大となる23トークンを消費している。昨シーズンのルノーはパフォーマンスに悩まされ、最終戦のひとつ手前となるブラジルGPでようやく手持ちの12トークン中11を消費したが、レッドブルのダニエル・リカルドによるとパワーユニットに進化は見られなかったという。

 アビテブールは残ったトークンも今シーズン中に使用すると話しているが、焦点を当てるべきポイントはそこではないとする。
「使用したトークンの数こそ少なかったが、パフォーマンスは大幅な前進が見られた。これで、トークンの消費量とパフォーマンスが直結するわけではないことを確実に証明できる。大量のトークンを使用したにもかかわらず、ラップタイムには何ももたらすことができないということもある。おそらくは、それが去年の我々だ」

「シーズン中さらにトークンを使う計画がある。ルノー・ワークスチームとレッドブルのためにも、再びパフォーマンスが向上することを願っている」

 開発の自由度を上げるため、トークンシステムは来季から廃止となる。アビテブールはこの動きに賛同しており、「トークンにまつわる議論などなくなって、パフォーマンスに集中できるようになるべきだ」と述べている。

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