テストは2日目を終えて、フェラーリがトップタイムを出し続けている。一方レッドブル・ホンダは、両日ともにマクラーレンやハースに先行されている。しかしその結果にしても、「今はまったく意味がない」と、田辺さんは言う。

「去年のPP(ポールポジション)が1分16秒173。それに比べれば、今は全然遅いでしょう。距離稼ぎの段階で、1分19秒、20秒で走ってますから。いわば鼻歌交じりの状態ですよ」

「そこから2秒、3秒縮めていった世界での、コンマ1秒あるいはコンマ01秒の違いは、とてつもなく大きい。今の時点での1秒差は、それから言えばほとんど意味がありません」

 そこまで行った段階で、初めて本当の実力差が見えてくるということだ。来週のテスト2週目には、ホンダもレースを含めた本格的なグランプリ週末のシミュレーションを行う。はたしてその時点で、ホンダのパートナーであるレッドブルとトロロッソは、どんな光景を見せてくれているだろうか。

【ホンダ密着】F1バルセロナテスト2日目:
F1バルセロナテスト2日目 ピエール・ガスリー(レッドブル・ホンダ)

本日のレースクイーン

風間そらかざまそら
2025年 / スーパーGT
アクアテック アンバサダー
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年2月号 No.1616

    スーパーGT 20周年記念特集
    激動、勇退、高揚。
    忘れられない20年

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円