■アルファロメオ☆☆☆☆
ベストタイム:4位/1分17秒762(キミ・ライコネン/C5) 周回数:3位(507周)

ザウバー改め新生アルファロメオでキミ・ライコネンが3日目に一時トップタイム。高速セクター1が速く、好感触を得られた。255周したアントニオ・ジョビナッツィも学習中ながらC3で11番手タイム、中団チームでの争い“Bリーグ戦線”に名乗りを上げた伝統アルファロメオ。
■トロロッソ・ホンダ ☆☆☆☆
ベストタイム:2位/1分17秒637(アレクサンダー・アルボン/C5) 周回数:4位(482周)

ホンダPUの2チーム供給効果がさっそく反映された。本家は初ホンダ製パワーユニットの理解に没頭、2年目のトロロッソが実質的なオペレーションを行い、ロング&ショートランで有意義なデータを収集した。
3日目の1にダニール・クビアト、昨年フェラーリでシミュレーション担当した彼のノウハウが参考になったのではないか。
F1処女走行アレクサンダー・アルボンは2番手タイム、セクター1が最速21秒839で、昨年のハミルトンに+0.314秒、ガスリーとの比較だとマイナス0.280秒だ。昨年のスペインGP予選にあてはめるとアルボンは、BリーグのPP7番手タイムに相当。さらなる接戦が予想されるなか、ロングランに磨きをかけたい。
■ウイリアムズ ☆
ベストタイム:10位/1分20秒997(ジョージ・ラッセル/C3) 周回数:10位(88周)

2日遅れのシェイクダウンに論評は控え、超ハードワークで奮闘努力したチームワークを称えよう。テスト後も居残り金曜にフィルミングランを実施、第2回目テストの8時間×4日=32時間が残されたカウントダウン・タイムだ。
