
──WECについてはどうでしょう?
アロンソ:それも今後どこまで続けるのか、今は未定だね。(WECの)2019/20年シーズンは2020年6月に終わるわけで、今の僕には来年のことはあまりに未来過ぎて、まだ考えられない。とはいえあっという間に、その時が来てしまうからね。今から少しずつ、考えるべきなんだろう。
──F1復帰の可能性はありますか?
アロンソ:すでに去年言ったし、バルセロナテストの際も、それについては繰り返してるよね。今はF1復帰のことは考えてない。去年この世界にバイバイと告げた時、僕の中では人生の1章が終わったと感じた。
F1では自分で夢見ていた以上のことを、成し遂げることができた。そしてF1以外の分野で、今もこうして信じられないほどいろんな挑戦をさせてもらっている。なのでF1復帰は、僕の計画にはない。
とはいえ何かが起きて、ものすごい機会が到来すれば、考え直すかもしれない。どんなことであれ、僕は未来の何かに100%否定する態度を最初から取ったりはしないよ。
──2019年シーズンのマクラーレンは、どこまでやれそうだと思いますか。
アロンソ:まずはこの週末を、見てみようじゃないか。もしバルセロナテストや開幕戦での速さがキープできるようなら、僕もやりがいを感じる。今後、もっと何戦かに来ることになるだろうね。
──F1開幕戦は、TV中継を見ましたか?
アロンソ:もちろんだよ。その日はセブリングに移動中だったから、午後に録画を観たんだけどね。観ていて、楽しかったね。
──フェルナンド・アロンソのいないF1だったわけですが。
アロンソ:よかったよ。僕自身は十分にリラックスして、観戦できたね。