一方、マグヌッセンは自身の将来について、まったく先が見えない状態だと認めている。
「舞台裏で何が起きているのか、僕には知りようもない。決定が遅れているというのも、報道記事を読んだだけでね。決定までには、かなり時間がかかるかもしれないし、僕にとってはもどかしいところだ」

「この2レース(イタリアとシンガポール)の間には、決めてもらえることを期待していた。だが、ご存知のように、まだ何の知らせもなく、僕が答えをほしいと望んでいた時期よりも、だいぶ遅れることになりそうだ」

 英AUTOSPORTによると、ルノーが持っているマグヌッセンの2017年の契約に関するオプション権は、9月末が行使期限だという。したがって、彼自身が示唆しているように、この時期をすぎれば、彼は来季の契約について、どのチームとも自由に交渉できるようになる。

「それまでのどこかの時点で決めてもらえるといいんだけど、そうでなければ、自分で道を切り開くしかない。僕はレーシングドライバーであり、レースをする必要がある。最初のテストの1週間前まで待っているなんてことはできない。そうならないように、状況を見ながら対応していく」

 マグヌッセンによれば、現在彼が置かれている状況は、マクラーレン時代の経験とはだいぶ異なるという。2014年にマクラーレンでデビューを果たした彼は、翌年もレースシートは保証されているものと考えていたが、実際にはリザーブへの逆戻りを余儀なくされた。

「ある意味では、マクラーレンでの立場の方が気分的には楽だった。シートはあるものと思っていて、あまり心配もしていなかったからね。それが残り2レースという段階で、急に覆されたんだ」

「シーズンのこの時点では、まだそれほど焦ってはいないし、正直に言って、ひどくストレスを感じているわけでもない。来年の居場所が決まっていれば、それはもちろんうれしいよ。もう少しリラックスもできるだろうね。だけど、現状ではそうなっていないわけで、それが現実なのだから仕方がない」

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