「現行の仕様でも安全であることは、ここであらためて明言しておきたい」
 ピレリは、この開発を継続する意向で、今後テストカーで使用される2017年仕様のタイヤには、開発の成果を盛り込んでいくという。

「このプロトタイプのコンセプトは、2017年のタイヤに取り入れていくべきものと考えている。コンセプトそのものを放棄したわけではない。このアイデアは、新規定車両のワイドなタイヤの試作品で、引き続き試していく」

「チームからテレメトリーデータの提供を受け、ドライバーからのフィードバックもあるので、(なぜ一貫性がなかったのか)精査する必要がある。ご存知のように、(スパとモンツァでは)このプロトタイプを現行仕様のソフトと直接的に比較対照したわけではないので、一部のケースでは正しくテストされていない可能性がある」

「今後は2017年仕様のタイヤで、厳密な比較テストを行いたい。つまり、同じコースコンディションで、燃料の搭載量やセットアップも同じに揃えた上で、同じ周回数を走らせて、ベースタイヤとプロトタイプを比較したいということだ」

「そのように適正な比較をしないと、タイヤのパフォーマンスを正確には理解できない」

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