一方、ソフトタイヤを履いた上位勢の争いは、各車がミディアムタイヤのベストタイムから2秒近くタイムを上げてくるなか、再びハミルトンが1分37秒219というタイムでトップをキープ。コンマ4秒差の2番手に序盤のブレーキ不調を克服したキミ・ライコネンがつけ、遅れてコースインしたレッドブルのダニエル・リカルドが3番手。ベッテルとロズベルグが4、5番手というオーダーに変わった。

 しかし、後半のロングランではメルセデスのロズベルグも好ペースを披露。フェラーリ2台もまずまずのペースで周回を重ねたが、ロズベルグはコース上でフェラーリを追い回すなど、好調な走りをキープ。一方、トップにつけるハミルトンは若干ペースにばらつきがみられ、何度か挙動を乱すシーンもみられた。

 結局、セッションはハミルトンのトップで終了したが、レースペースは決して順位通りとはならず。序盤から速さをみせたマクラーレン・ホンダの2台もバトンが最終的に10番手、アロンソ12番手と予選Q3進出も期待できるポジションにつけた。

 なお、17番手に終わったウイリアムズのフェリペ・マッサは、開始35分過ぎにバックストレートエンドのブレーキングで不自然にリヤがロックし、ウォールに接触。フロントウイングにダメージを負ったマッサは無事にマシンを降りたものの、走行をストップし赤旗の原因をつくった。
 また、6番手につけたレッドブルのダニール・クビアトもセッション終盤のピットアウト直後にブレーキから炎が上がり、スローダウンしてピットに戻る途中で完全にブレーキがきかなくなってコースアウト。同じくウォールに接触し、こちらもフロントウイングにダメージを負って走行を断念している。

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