その予選。
Q1で車重計測指示を見落としたルクレールさん、慌てて人力で押して戻りましたがセーフです。
「いやあ、焦ったね、驚いたねぇ」と、チームのみなさんも胸をなでおろしていたことでしょう。
ちょっと一息ついちゃっても、いいと思います、わかります。
しかしその後、ベッテルさんが残り3分でリヤをぶつけてしまいまして、大急ぎでピットイン。
12番手→13番手→14番手と下がっていく順位に、あわやベッテルさんQ1落ちの危機!
幸いにも、ベッテルさんは、滑り込みで再アタックいたしましての、無事Q2へ。
……あれ? ルクレールさんは、ピットインしたままでございますよ?
下がる順位になすすべもなく、ルクレールさん、まさかのQ1落ちとあいなりました。
わたし、知ってる。
フェラーリさんは、2台いっぺんに面倒がみられないんだ。
わちゃわちゃしすぎて、きっとルクレールさんまで頭が回らなかったんだよ。
もしもの話ですが、フリー走行でペナルティを見逃したかわりに、車検対象にピックアップからのQ1落ち、だとしたら、
あの場で3グリット降格くらいもらっておいたほうが、厄落としできてたのかなぁ。
母国GPの恩恵が仇となり。
いやいや、ルクレールさん、めげないで!
ピエール・ガスリーさんに行く手をふさがれたロマン・グロージャンさんは、結果Q2敗退。
8割ピー音の、ちょっと何言ってるか分からない無線は、大好物でございます。
ガスリーさんは、お咎めをくらいましての3グリット降格とあいなりました。
我らがキミ・ライコネンさんは、なんとモナコGPが300戦目のアニバーサリー!
目を閉じると、あんなレースや、こんなレースが浮かんでまいりますが、さすがに300戦は網羅しておりません。
まだまだニワカなファンでございます。
その記念すべきモナコは、今のところ、いいところを見れる気配がございません……。
フリー走行ではトップ10入りしていたから、ちょっぴり期待していたのにこの仕打ち。
ここは抜けないモナコ。さて、どうしたものでしょう。
ところで3番手にマックス・フェルスタッペンさん、5番手にガスリーさん(※決勝は3グリット降格)がおりまして。
このタッペンさんの3番手って、すごいことだと思うんですよ!
ベツさんのミスは置いといて、ルイス・ハミルトン/バルテリ・ボッタス/ベッテル/タッペン/ガスリーあたりが順当なのに、タッペンさん、フェラーリが皮算用しているポイントを、毎戦すこしづつ、きっちりかっさらっておられます。
今シーズン、悪童(失礼)のなりを潜めているタッペンさん。
これ、タッペンさんがホンダさんを信じているからだと思うんです。
後半伸びるのを信じて、今は自制しながら、取れるだけポイントを取ってやろうという。
もしかしてチームメイトが変わった分、余裕ができたのかもしれないけど、すごい成長したな、というか、
近いうち、ハミルトンさんの最大のライバルは、この方になるのでは?