ポール・リカールでのトップ争いが退屈なものになっていたことを認識していたであろうリカルドは、最終ラップでライバルたちに次々と大胆な追い抜きを仕掛け、順位の変わらないレースを活気づけようとした。
リカルドは人々の注目を集めたが、シケインでランド・ノリスの前に出て、ミストラルストレートでキミ・ライコネンを抜いた際の違反について、スチュワードからふたつのタイムペナルティを科された。
厳しい処置だったにも関わらず、リカルドは非常に楽しんでいたことを認めた。
「コースの幅が広いと、少々即興的な走りになるものだ」とリカルド。
「最終ラップは面白いものになったね。後ろに控えて敗者になるよりも戦う方がいい。楽しめたよ」
「(ルノーではブレーキングの問題に苦しんできたが)改善しつつある。その点については、シーズンのスタート時に比べれば自信を深めているよ」
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