ルノーのマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールは、F1へのワークスチームとしての復帰は当初の予測よりも困難であり、チームとしての考えの甘さに原因があったことを認めた。 

 昨年12月にロータスを買収し、2ヶ月後に新車の発表を行ったルノーだが、2016年シーズンはCEOであるカルロス・ゴーンを含めた上層部の期待を大きく裏切るものとなった。15戦を終えた時点で、チームが今季獲得したポイントはわずか7ポイントにとどまっている。

 アビテブールは厳しい現状を把握してはいるものの、ここまでの困難さは予想していなかったと話す。

「F1のペースの進化度合いも含めて、今シーズンは予測よりもかなり難しい状況だと言える。我々のマシンは今シーズンではなく、2014〜2015年冬季の設計をベースとしていて、ルノーエンジンの発表に合わせて土壇場で作り上げたものだった。構想期間としては明らかにベストではなかったが、1年半の経過により他車にこれほどの差をつけられるとは、思ってもみなかった」

「我々の考えは少し甘かった。とはいえ、それは過去のことだ。重要なのはレースに懸命に取り組み、来シーズンに向けて楽観的かつ強気な姿勢を持ち、エンストーンのシャシー部門とビリーのエンジン部門のために高いモチベーションを維持すること。そして正しい方向へと進んでいくことだ」

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