この時は、当時マクラーレンのリザーブを務め、前年にザウバーでレースにも出ていたペドロ・デ・ラ・ロサを起用することで、チームの1台が欠場という事態は回避された。

 ザウバーは、2015年のリザーブ、ラファエル・マルチェッロの後任を置いていないため、レースドライバーのどちらかが負傷して、レースに出場できなくなった場合には「大きな問題を抱える」ことになると、カルテンボーンも認めている。

「数年前にも似たような状況があり、その時もチームにはリザーブドライバーがいませんでした。こうした(レースドライバーが欠場するような)状況は対応が難しいものですし、現在の私たちにとっては特に厄介な問題になります」

「以前なら、それが可能であれば、まずフェラーリのリザーブドライバーの起用を考えたでしょう。もし彼(エリクソン)がもっとひどいケガを負っていたら、私たちは大きな問題を抱えることになっていたはずです。現状では、何も『保険』がない状態ですから」

 カルテンボーンによると、ザウバーも来季はリザーブドライバーを迎えたいと考えており、レースドライバーの契約交渉と並行して、いくつかの話し合いが進められているという。

本日のレースクイーン

奥西はつみおくにしはつみ
2025年 / スーパー耐久
AutoLabo Lady
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年1月号 No.1615

    ネクスト・フォーミュラ 2026
    F1からカートまで
    “次世代シングルシーター”に胸騒ぎ

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円