この時は、当時マクラーレンのリザーブを務め、前年にザウバーでレースにも出ていたペドロ・デ・ラ・ロサを起用することで、チームの1台が欠場という事態は回避された。

 ザウバーは、2015年のリザーブ、ラファエル・マルチェッロの後任を置いていないため、レースドライバーのどちらかが負傷して、レースに出場できなくなった場合には「大きな問題を抱える」ことになると、カルテンボーンも認めている。

「数年前にも似たような状況があり、その時もチームにはリザーブドライバーがいませんでした。こうした(レースドライバーが欠場するような)状況は対応が難しいものですし、現在の私たちにとっては特に厄介な問題になります」

「以前なら、それが可能であれば、まずフェラーリのリザーブドライバーの起用を考えたでしょう。もし彼(エリクソン)がもっとひどいケガを負っていたら、私たちは大きな問題を抱えることになっていたはずです。現状では、何も『保険』がない状態ですから」

 カルテンボーンによると、ザウバーも来季はリザーブドライバーを迎えたいと考えており、レースドライバーの契約交渉と並行して、いくつかの話し合いが進められているという。

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