ハロは当初、来季導入される予定だったが、FIAがさらにテストを実施するため、2018年に延期された。

 最近のプラクティスセッションではドライバーたちが彼らの車にハロを装着して短い走行テストを行っており、舞台裏では脱出テストも行われてきた。

 それがすべてのドライバーにとって一番の関心事だとトロロッソのカルロス・サインツJr.が述べている。

「(マグヌッセンの騒動を見て)初めに浮かんだ考えは、危ないっていうことだ。ハロが装着されている際の安全性だ」とサインツ。

「(ハロがついていたら)あそこで何が起こっただろう?」
「あれだけ素早く飛び出さなければいけないときには、きわどいかもしれない。となると頭を保護しつつ、クルマから脱出するのに時間がかからないようにするには、何ができるかだ。ケビンはあの時、ものすごく速く飛び降りた」

 ハロが導入されれば問題になると思うかと問われて、サインツは答えた。
「僕は脱出テストをしたんだけど、そのテストから言えば、ちょっとイエスだ」
「正確にどのくらい遅かったかは覚えていないので言えないが、ちょっと遅かった」
「そこまで速くない。あそこに何かがあれば、それが当たり前だ」

 サインツはマグヌッセンに起こった事がFIAに検討するべき問題点を与えるだろうと感じている。

「FIAにとって分析し、また一歩改良し、よく考えるための良い事例になった。そう、もうひとつの良い事例にね」とサインツは加えた。
「全容を理解し、何を改善できるかを確認するため、実例や状況などの情報を集めることが重要だ」

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