例えば、昨年はシーズンを通してレッドブルが5基、トロロッソが7基のICE(エンジン)を使用した信頼性は、「昨年もレギュレーション内の3基で乗り切るつもりでしたが、信頼性の部分があったり、開発が進んだこともあって、ああいう結果になりました。今年も現状の計画としては3基で1年間戦う予定で、2回のアップデートを考えています」(田辺)という。

 気になるパフォーマンスについては、田辺TDは「テストではどういうプログラムで走らせていたのかわからないので、オーストラリアGPの予選を見るしかありません」と慎重な構えを見せていた。

2020年F1第2回バルセロナテスト2日目 アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)
アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)

 今年のパワーユニット『RA620H』の開発を指揮した浅木は「2019年は本来開幕戦に投入したかった仕様が間に合わず、第4戦アゼルバイジャンGPにスペック2として出すことになったが、今年はひと月ずつぐらい早く、開幕戦から本来のスペック1を投入できる」と語っていた。2020年の目標に関しても「平地でもメルセデスと同等か、できればそれ以上。1年を通して、対等に戦える。それが目標。そうなれば、自ずと結果についてくる」と戦う姿勢をのぞかせていた。

 そして、山本MDは2020年へ向けた期待を次のように語っていた。

「レッドブルと2年目、アルファタウリとは3年目ということで、両チームともコミュニケーションがより密になり、いい状態で進化している。レッドブルとは、彼らが語っているようにチャンピオンシップ争いのなかにしっかり入り込みたい。昨年はまだ正直入り込んでいたわけではない。今年はしっかりと入り込めるように我々としてはパワーユニット面で全力でサポートしたい」

「アルファタウリはフランツ(・トスト代表)が言ってるようにチャンピオンシップで5位を狙うこと。その目標を確実に手にするために、ホンダも同じ目標に向かって走り続けていきたい」

 しかし、開幕戦へ向けて高まるホンダの思いは、オーストラリアGPが中止、続くバーレーンGPとベトナムGPも延期となり、一度リセットされることとなった。6年目のホンダ・ミュージックをF1が開催されるサーキットで、一日も早く聞きたい。

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