首位ハミルトンは後方のフェルスタッペンのペースを見ながらじわじわとギャップを広げていく。ストロールはマグヌッセンを抜くことができずボッタスもここに追い付いてくる。

 15周目にガスリーはリヤから白煙を上げながらピットに戻ってリタイア。16周目のターン1でストロールはようやくマグヌッセンを抜いて3番手に上がった。18周目のターン1ではアルボンがようやくルクレールをパスして7番手に浮上、19周目にはベッテルもターン2でルクレールを抜いた。

 雨が降ってくると予想されるなか、左フロントタイヤが完全に終わってしまったルクレールは20周目にピットインしてハードタイヤに履き替え、15番手まで後退した。

 アルボンは29周目にターン1でグロージャンのインに飛び込んでパス。僅かにタイヤ同士を接触させながらも前に出て6番手に上がった。そしてベッテルはピットインしてハードに交換し12番手でコースに復帰。ルクレールはまだ15番手に留まっている。

 33周目、各車とも左フロントの磨耗に苦しむなか、ボッタスがピットインしてミディアムへ。セクター2では小雨が降り始めてきたが、それほど雨脚は強くなく、それも10分ほどと予想されている。

 34周目にはアルボンがハード、35周目にはストロールがミディアムに換え、ボッタスはストロールのアンダーカットに成功する。

 2番手フェルスタッペンは36周目にピットインしてハードタイヤに交換しボッタスの8秒前方でコースへ戻る。しかしボッタスの方がペースが1周1秒以上速く、ギャップはどんどん縮まっていく。そして37周目にハミルトンがピットインしてミディアムに履き替え、首位を堅持する。

 40周目にサインツ、43周目にリカルドがピットインして全車がレースの最後まで走り切るだけのタイヤ交換を終え、首位ハミルトンの後方は20秒差で2番手フェルスタッペン、そしてその背後に3番手ボッタス。4番手ストロールは首位から43秒差で、5番手ベッテルは67秒差、6番手アルボンは71秒差で7番手ペレスが2秒後方に迫る。8番手マグヌッセン、9番手リカルド、10番手ルクレールというトップ10のオーダーとなった。

アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)&ロマン・グロージャン(ハース)
2020年F1第3戦ハンガリーGP アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)&ロマン・グロージャン(ハース)

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