46周目のターン14で今度はマッサがスピンしてクラッシュ。これでまたしてもSCが出動しピット入口はクローズとなった。マッサが最後の地元レースを終えて観客席に向けブラジル国旗を掲げ、ピットでは妻子が出迎えて抱きしめるという感動的な場面を経て、56周目にSCが解除されてレース再開。

インターミディエイトを履いていたレッドブル勢は最終セクターのグリップ不足に耐えきれずピットインしてフルウエットへと戻し後方へ。後方では7位まで浮上していたアロンソがターン13でスピンし最後尾17位まで後退してしまった。
6位を走行していたナッセはペースが伸び悩み、60周目にヒュルケンベルグにパスされる。さらに後方からはレッドブル勢、アロンソが激しい猛追を見せている。中でもフェルスタッペンの勢いは凄まじく、64周目にはナッセ、65周目にはヒュルケンベルグをパスし、そして66周目にはターン12でインを突いて半ば押し出しながらベッテルをパス。67周目にはサインツを抜き去り、ペレスとの3位争いに。
