☆☆ セルジオ・ペレス
 29戦完走、9戦連続入賞だ。残り3周、ダウンフォースに優るフェルスタッペンには3位を譲らざるを得なかった。今季雨がらみのモナコGP3位、イギリスGP6位、“全天候型”のペレス。ウイリアムズを27点リード、ほぼフォースインディア4位が確定。

☆☆☆ カルロス・サインツJr.
 濡れれば濡れるほど“俊敏”な走りに。その理由の一つは、昨年型フェラーリPUのパワー&トルク・デリバリーがマイルドだからだろう。スリップ挙動が少なく、ハンドリングが不安定におちいらない(ストレートラインは晴雨条件とも伸びず、セクター1通過速度は18位、2は19位だが)。この特性を活かす丁寧なドライビングで6位、終始ウェット・タイヤで走り続けた判断も◎。

☆☆☆ ニコ・ロズベルグ
 もし貴方が今の彼の立場だったらどちらを選びますか。勝てば決まるから白煙立ち込めるコース上で思いっきりいく。あるいはリスクをおかさず2位をしっかり獲りにいく――。もう1レースある全21戦チャンピオンシップ、リードする者は選択できても必勝ハミルトンはできない。判断の結果は2位。19点リードが12点に減っても受け入れた彼。外から観る側は“ガチンコレース?”を期待するけれども、本人の心境になってみたならば……。

☆☆☆☆ ルイス・ハミルトン
 PPスタートから有視界走行できる権利を得られ、水煙に惑わされることなく、自分のペースとリズムに集中できたのが勝因。この三日間、言葉とは裏腹に相当ナーバスになっていた彼、強がってみせる性格がちらついた。こうなったら「年間最多勝」と「最多PP」を狙い、ポイントで及ばずとも「最速ドライバー」の誉れを求めて戦うのみ。

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