前日に話していたように、テスト最終日の後半セッションにステアリングを握ったアルファタウリ・ホンダの角田裕毅は、まずレースシミュレーションを行った。
C3タイヤでスタートした角田は1回目のピットストップでC2タイヤに履き替えると、その後もう一度ピットインしてC2タイヤに交換して、2週間後に行われる開幕戦バーレーンGPのレース周回数と同様の57周を一度もスピンすることなく、走り切った。
その後しばらくガレージにとどまり、残り1時間半となったところで、C4タイヤでコースイン。2セット目で2番手となる1分30秒036を出すと、3セット目のC4タイヤでその時点でトップタイムとなる1分29秒777をマークした。