更新日: 2016.12.08 13:48
F1史に名を残す10名が、自らの言葉で伝説のレースを振り返る。ファン必携の新DVDを見逃すな
モータースポーツ関連のDVDなどをリリースしているユーロピクチャーズから、偉大なドライバーたちの偉大なレースを蘇らせる新たなF1ドキュメンタリー『F1 グレート・ドライバー/グレイテスト・レース』が12月10日にDVDとブルーレイで発売されるが、AUTOSPORT web SHOPでも予約受付中だ。
さらに今ならAUTOSPORT web SHOP限定特典として片山右京インタビューDVD(非売品)を先着500名にプレゼント中!
今回はDVD/ブルーレイの発売に先駆け、22(火)東京・秋葉原にて試写会が行われたので、その内容を少しだけご紹介。
このDVDでは、F1史に残る名バトル、名シーンの数々を公式映像をふんだんに使用し、ニキ・ラウダ、アラン・プロストなどのレジェンドドライバーと、フェルナンド・アロンソ、ジェンソン・バトンら現役ドライバー合わせて10名のドライバーが自ら伝説のレースを振り返るという構成になっている。
まずは、日本で全戦のテレビ中継が開始される以前の1984年シーズンの最終戦をラウダが自ら振り返る章から作品は始まる。チームメイトであるプロストをわずか0.5ポイント差で下し、3度目のタイトルを手にしたラウダが、1984年のシーズンと、最終戦でのエピソードを克明に回想するが、特に自らが“親友”と認め、プロストに敵対意識を持つネルソン・ピケとスタート直前に交わしたある会話と、直後に映し出されるピケのコース上でのアクションは必見。
そのピケとのエピソードを懐かしむように語るラウダの姿も印象的。現役時代を知らないファンはぜひチェックしてみてほしい。
そのほかにも、1987年イギリスGPでピケとのドッグファイトの末に勝利を飾ったナイジェル・マンセルが語るイギリス人ファンとの絆や、そのイギリスGPのスタート直前に高額の訴訟を起こされたエピソードなど、10名のドライバーがそれぞれの、当時は語られることのなかった裏話やレース中の精神状態などを克明に振り返っている。