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F1 ニュース

投稿日: 2016.11.29 07:30
更新日: 2016.11.29 14:48

マクラーレンF1のザック・ブラウン、2018年のタイトルスポンサー獲得を目指す

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F1 | マクラーレンF1のザック・ブラウン、2018年のタイトルスポンサー獲得を目指す

 モータースポーツ界屈指のスポンサーハンターのひとりとされるブラウンは、マクラーレンが3年間にわたってタイトルスポンサーを持てなかったのはなぜかとの質問に答える中で、新しいタイトルスポンサーの獲得は容易ではないことを認めた。

「誰にとっても難しい環境になっている。ブレグジットやアメリカ大統領選挙などもあって、この世界では経済的な意味で強い向かい風が吹いている。(F1の)スポンサーシップは決して安価なものではない。だが、その価値は大きく、しかもグローバルなものだから、じっくり考えてみれば出費に見合うだけの値打ちはあるはずだ」

「私は(マクラーレンの)インサイダーではなかったから、実際のところは知らないが、契約直前まで行きながら決まらなかったスポンサー候補が、いくつもあったかもしれない」

「私は魔法の杖を持っているわけではないし、2018年にタイトルパートナーを獲得するのも、簡単なことではないだろうと思っている」

 さらにブラウンは、近年になってスポンサー候補となる企業の要求は大きく様変わりしており、交渉を成功させるには、柔軟な姿勢がカギになると述べた。

「私はスポンサー企業を見つけ、その関係を維持する仕事で、22年の経験を積んできた。そうした企業がどのように運営され、何を求めているか、かなりよくわかっているつもりだ。彼らの要求は5年前とは変わってきているし、もちろん10年前、15年前、20年前とも違う」

「重要なのは広告の効果測定であり、投資に対するリターンだ。そして、他のスポーツとの競争も、かつてないほど激しくなっている。市場を正しく理解するのは、ますます難しい仕事になりつつある。成功へのカギとなるのは、柔軟な姿勢だろう」


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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