アルファロメオF1チームは、2021年第2戦エミリア・ロマーニャGP決勝後にキミ・ライコネンに対して30秒のタイムペナルティを科されたことに疑問を持ち、再審理を要求したが、5月2日、スチュワードはこのペナルティを維持する裁定を下した。

 ライコネンは、セーフティカー後方で走行中にタンブレロでスピン、7番手から10番手に落ちた。その後、8番手まで戻したが、定められたタイミングまでに元々の位置には戻っていなかった。そのため、規則ではそのままローリングスタートを行うのではなく、ピットレーンからスタートしなければならなかったのだが、ライコネンはその規則に従わなかったため、レース後、10秒のストップアンドゴー・タイムペナルティに相当する30秒加算のペナルティが科された。これによってライコネンは9位から13位に降格され、ポイントを失った。

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