──レッドブルから2022年以降のパワートレイン開発部門の発表がありました。HRD Sakuraでの開発状況は、どうなっていますか。

田辺TD:2022年以降というより、2022年のパワーユニット(PU)開発については両者で合意ができています。詳細は、まだ交渉中です。

──カタロニア・サーキットはターン10が改修されて全長が少し伸び、ブレーキングポイントも変わると思われますが、PU側は特に大きな影響は受けそうにない?

田辺TD:ないですね。

──ここはマシンパッケージの全体像が明らかにされるサーキットといわれますが、そのことに対しては不安よりもワクワク感の方が大きいですか?

田辺TD:ここでいきなり状況が大きく変わるとは思っていません。自分たちの定規に当ててみて、こんなところだろうというのはある程度見えています。

ルイス・ハミルトン(メルセデス)&マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
2021年F1第3戦ポルトガルGP ポジションを争うルイス・ハミルトン(メルセデス)とマックス・フェルスタッペン(メルセデス)

──第2戦エミリア・ロマーニャGPや第3戦ポルトガルGPは、昨年までのデータが少なかったこともあって、それぞれのレース前には見えない部分も大きかったです。今回はそうではないのでしょうか?

田辺TD:そこまで極端ではないですが、たとえばバーレーンは開幕前テストをやって、そのままレースに臨んだという意味で、第2第3戦とはちょっと違った。今回のバルセロナは、その点がバーレーンにちょっと近いかと。

──ここでの結果が、マシン本来の速さを示すと考えて間違いないですか?

田辺TD:ベンチマークとなるコースというのは、変わらないと思います。年間を通しての各チームの強み、弱みが、ここでよりはっきり見えてくるのではないかと。言い換えればここで何らかの弱点が見えた時に、ではこの先のレースでどうパフォーマンスを上げていけるのか。そんな検討も、さらに進むと思っています。

角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)
2021年F1第3戦ポルトガルGP 角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)
ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
2021年F1第3戦ポルトガルGP ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)
2021年F1第3戦ポルトガルGP セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)

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