新しい記録が誕生。キミ・ライコネンは同一サーキットで20回目のF1を戦った初めてのドライバーとなった。シルバーストンでの初F1は2001年。昨年はコロナ禍で70周年記念GPと英国GPの2週連続の変則開催だった。気づいたらWRC参戦でF1参戦を中断した時期よりも、復帰してからの方がキャリアが長くなっていた。

ランド・ノリスはマクラーレンF1のドライバーとしては新記録となる15戦連続ポイントを達成。

イギリスGP前にはサッカーEURO2020の観戦に行き、荒ぶる観衆に襲われ腕時計を強奪されてしまったノリス。サーキット入りしてからも「まだ動揺している」と気の毒な様子のノリスだったが、いつかのバーニー・エクレストン氏のように時計を奪われる際に顔を殴られたりしなくてよかった。

スイミングプールを購入したノリス。プール付きの豪邸に住むライコネンもカッコイイけど、こんな小学生みたいなF1ドライバーも素敵。

史上初のスプリント予選で誰よりも躍動していたアルピーヌF1フェルナンド・アロンソ。他のカテゴリーでいくら勝利を積み重ねても、「やっぱりF1じゃなきゃダメなんだ」と自ら実感しているようだ。

今年初めてのトップ5フィニッシュ、ダニエル・リカルドにようやく笑顔が戻ってきた。

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