前戦スペインGP終了時点で今季最大の14ポイント差となっていたルイス・ハミルトンとマックス・フェルスタッペンだが、ポイントリーダー争いが一気に逆転。レッドブル・ホンダ&フェルスタッペンの優勝は、アイルトン・セナがナイジェル・マンセルの猛追をしのぎ切ったあの1992年以来、29年ぶりとなるホンダF1のモナコでの勝利だった。シーズン序盤のターニングポイントとなりそうな伝統のモナコGPの週末を、ドライバーや関係者のSNSで振り返る。

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「モナコの1勝は他での3勝分に値する」と昔から言われているが、ここで勝利してこそ本物と認められる。マックスは6度目の挑戦でモナコGP初制覇を果たした。

ついにポイントリーダーの座に躍り出たレッドブル・ホンダ&フェルスタッペン。このグランプリがシーズン序盤のターニングポイントとなるか?

青山ではホンダF1通算80勝をお祝いする素晴らしい展示。

2位表彰台を獲得したカルロス・サインツJr.は大きな仕事を終え、うまいビールを堪能。レースウイークを通じて好調さをキープ、強いフェラーリの復活はF1界全体を明るくさせる。

1950年にF1世界選手権が始まるよりも遥か昔、1931年にモナコ出身ドライバーによる唯一のモナコGP優勝を果たしたルイ・シロンに敬意を表して、特別仕様のヘルメットカラーで臨んだシャルル・ルクレール。せっかくのポールポジション獲得も、マシントラブルが見つかり、決勝を走らずにリタイアが決定。やりきれない思いを抱えたまま、地元グランプリ制覇は来年以降に持ち越しとなった。

モナコGP特別仕様ガルフカラーのマクラーレンF1。そのマシンに合わせて、クラシカルなヘルメットとゴーグルが描かれた特別カラーリングのヘルメットでモナコGPに臨んだランド・ノリス。今季2度目(自身F1キャリア通算3度目)の表彰台獲得でドライバーズランキング3位に浮上した。

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