サウジアラビアはF1世界選手権の新たな一員になるかもしれないが、地元の主催者はすでにグランプリ主催者の観点から彼らのやり方で物事を進めたいという兆候を見せている。彼らには史上最高額の年間1億ドル(約109億8000万円)とも言われる開催権料を払っているという事実があり、さらに昨年の初めからF1最大のスポンサーとなった、国有石油会社アラムコとの繋がりがあるからだ。
最近、サウジアラビアGPの代表を務めるハリド・ビン・スルタン・アル・ファイサル王子は数多くのインタビューに応じており、サウジアラビアがF1において大きな役割を果たすことを期待していることを非常に明確に打ち出している。F1にグランプリ開催権料を支払って、あとの時期は静かに座っているつもりはないということだ。