Q3は15時56分に開始。気温は29.4度、路面温度は59.1度とやや低くなった。
1回目のランはノリスだけが中古ソフトでそれ以外の8台は新品ソフトを履いてコースイン。新品が1セットしか残っていないセバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)はコースインせず待機し、他車とシークエンスをズラしてタイムアタックを行う。
1回目のアタックではハミルトンが全セクターでベストを刻んで1分15秒419のトップタイム。ボッタスも0.315秒差の2番手に続き、グリップがなかったというフェルスタッペンは0.565秒差の3番手、ペレスは1.002秒差の4番手となった。
セッション中盤で単独アタックを行ったベッテルはこの時点でアロンソと中古ソフトのノリスを上回って8番手。
残り3分を切ったところで9台が最後のアタックへと向かう。レッドブル勢はメルセデスAMG勢の後方でのコースインとなり、アウトラップでペースの遅いメルセデスAMG勢に引っかかるようなかたちになる。ハミルトンは残り5秒で最終アタックへ入り、フェルスタッペンは前とのギャップがギリギリの状態でなんとかチェッカー前にアタックへ。最後尾だったペレスは最終アタックに入ることができなかった。
ここで各車はタイム更新ができず、ポールポジションはハミルトン、2番手ボッタス、3番手フェルスタッペンは変わらず。ペレスもなんとか4番手を守り、5番手ガスリー、6番手ノリス、7番手ルクレール、8番手エステバン・オコン(アルピーヌ)、9番手アロンソ、10番手ベッテルという予選結果となった。


