「でも自分自身について多くを学ことができたし、たくさんの素晴らしい人たちが僕のまわりにいてくれた。新しく入ったエンジニアたちも僕にとても良くしてくれて、素晴らしいサポートをしてくれた」
クビアトはトロロッソに戻った当初は混乱しており、それが影響して速さを取り戻すのに時間がかかったと語った。
クビアトがトロロッソに降格されたスペインGP以降の総獲得ポイントは4ポイント。チームメイトであるカルロス・サインツJr.が獲得している42ポイントに大きく差を付けられてしまった。
「パフォーマンスが大幅に低下して、それを切り抜けなければならなかった。僕は状況が変わったことで、何がどうなっているのかまったく把握できていなかった」とクビアト。
「僕にとっては、またマシンの重量に苦労する状況になったことも辛かった。とてもショックだったよ」
クビアトは孤立した気分だったが、まわりの人々のサポートで元気付けられたという。
「時がすべてを癒してくれるというけれど、無理矢理押しのけたくなるような出来事もあるよね」とクビアトは語った。
「すべてのことに腹を立てていたから、自分自身を落ち着かせねばならなかった」
「たったひとりで取り残された気分だったけれど、振り返ってみれば、多くの人が僕を支えてくれていた。とても感謝しているし、誰が僕の側にいてくれたかがわかってとても素晴らしい気分だ」
「2017年も僕は戦い続けるよ。僕はチャンスを掴んだのだから、毎日に感謝していかなければね」
