Translation:Kenji Mizugaki

 トロロッソのマックス・フェルスタッペンが、オーストラリアGPで僚友カルロス・サインツJr.とバトルを展開しながら交わした、一連の「熱くなりすぎた」無線交信についてチームに謝罪した。

 フェルスタッペンは、彼のほうが上位を走っていたにもかかわらずチームがサインツJr.を先にピットインさせたことに対し、無線であからさまに不満を訴えた。さらに自分はチームメイトより速いと思っていた彼は、チームがサインツJr.に先を譲るよう指示しなかったことに苛立ち、レース終盤には僚友に追突するという失態を演じている。

 メルボルンでのレース終了後、サインツJr.とフェルスタッペンはチーム代表のフランツ・トストとともに互いの意見を相手に伝え、その後も何度か話し合いを行ってきた。

 その件についてチームに謝罪したのかという質問に、フェルスタッペンは「謝ったよ。ちょっと感情的になりすぎていたんだ」と答えている。
「どっちが悪いという話ではない。僕が間違っていることもあれば、チームが間違っていることもある。だけど、結局のところ、僕らはチームであって勝つときも負けるときも一緒だ。僕らは全員でひとつのチームだ。みんな人間なのだから間違うことはある。失敗をしたらそこから何かを学んで、次のレースに生かすというのは誰でもやっていることだ」

 サインツJr.はチームメイトとの間で「解決すべきことなど何もない」と語っており、フェルスタッペンも同様に、サインツJr.と個人的に話をする必要はなかったと述べた。
「僕らの間では何も問題はなかった。メルボルンでのレースのあと、少し誇張された話が広まっただけだ。何も問題がないのだから、それについての話し合いもしていない」 

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