
サポートレースのF3。
岩佐選手の第1レースのスタートです。
リバースグリッド4位からのレースで1台かわして3位でチェッカー。

オランダが終わった時点でランキング12位。
残りはソチでの3レースのみ。
やっぱり、1イベント3レースある中で、少なくてもいいからポイントを獲得していかないと上位にはいけないということですね。
ソチのレースで勝つところを見てみたいです!

Wシリーズの小山選手。
今回は10位、1ポイント獲得というレースでした。
ランキングは13位。
思ったようなマシンにならない、コミュニケーションの難しさ。
今年はアメリカとメキシコの2戦残すのみ。

今回はポルシェのデモランがありました。
懐かしい車がたくさん。

コースに出ようと歩いていたら、ヘイヘイと呼ばれるままに写真を撮りました。
ついにホームグランプリ開催おめでとうございます!
オレンジが圧倒的な存在感を示したグランプリ。

一体感がなんとも素晴らしい。
天気も3日間良くて、気持ちの良い週末でした。
オランダの天気は、あまり良くないというイメージを持っていたので晴天続きにびっくりです。
サーキットに通う途中は、街中を通過してくるのですが、人と自転車が安全に通れる道が整備されていてゴミも落ちてないし、運河がたくさんあり、街並みも綺麗。
久しぶりに滞在したオランダの印象は素晴らしかったです。
来年、満員の10万人を入れたザントフォールトが今から楽しみです!

ジャド・シェリフさん。
スイス在住のカメラマンです。
現在64歳で、このオランダGPで631戦目のレジェンドカメラマンです。
僕がオートバイのGPを撮っていた時に、ジャドさんも時々来ていたのでお互いの面識は30年以上になるかと思います。
色々な国から多くのカメラマンが集まる中、日本人の僕などにもいつも親切で仲良くしてくれて、いろんな情報も教えてくれる優しい方です。
僕が昔仕事をしていた、GPXという雑誌でもフイルムを預かって一緒に紙面作りに参加してくれていました。
ジャドさんのF1カメラマンとしてのデビューは1980年のザントフォールトだったそうです。
そして、一つの区切りとして今年のオランダGPを考えているということでした。
「最後にするかどうかは、まだ100%確定ではないけれどね……」といつもの優しい笑顔での会話でした。
次のイタリアGPの時には、イタリアには行くけれど2週間奥さんと二人で旅行するそうです。
長い人生だけれど、次のステップに移行するときはどんな職業に就いていてもその時期は来ます。
ライコネン選手もそうですし、会社員でも公務員でも定年というものがありますからね。
現在はコロナ禍ということもあり、カメラマンの数は少なくなってきています。
主には大手のエージェンシーに所属しているカメラマンで、僕などのようにフリーカメラマンは極少数になってしまいました。
F1カメラマンという職業も徐々に変化しています。
長く、一緒に各国のサーキットで会っていた人に会えなくなるのは寂しいけれど、旅から旅の連続で溜まるストレスや疲れから解放されるというのは、時間の有効利用に繋がるし
やりたいことをやり始めるチャンスでもあるわけですから、少し羨ましくも感じます。
じゃあ、僕はどうするのだという自問自答すると……
F1を転戦して撮影したいという気持ちが、F1を転戦する事で、のしかかってくる様々な負の要因を上回っている限り続けたいと考えています。
ジャドさん、奥さんとイタリア旅行楽しんで美味しいご飯をたくさん食べてきてください!
そして、近い将来、F1の現場でまた会えるのを楽しみにしています。


