F1チーム首脳陣のコメント、あるいは質問により引き出された答えからは、今のチームやF1全体の状況や課題が読み取れることが多い。F1ジャーナリストのクリス・メッドランド氏が、ひとりのチーム首脳にフォーカスし、その人物の言葉をまとめ、そこから見えてきたトピックを取り上げる。今回は、メルセデスF1チーム代表トト・ウォルフに焦点を当てた。

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 メルセデスF1チームがダイナミズムの変化に直面した今年の夏は、トト・ウォルフ代表にとって、デリケートな対応を強いられる、難しい時期だったに違いない。

 夏休み前の2戦はメルセデスにとってうまくいき、ドライバーズ選手権ではルイス・ハミルトンが、コンストラクターズ選手権ではメルセデスが、それぞれ首位に立って、シーズン前半戦を締めくくった。一方で、ウォルフは大きな課題を抱えていた。

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