2021年でF1活動を終了するホンダが、最後のシーズンに積極的にパワーユニット(PU)の開発を続けるなかで、後半戦から高効率化と軽量化を実現した新型のエナジーストア(ES)を投入した。このエナジーストアは当初は2022年用だったが、悲願のチャンピオンシップ獲得を実現するため、計画を前倒しにして今季後半戦投入に間に合わせたという。
2021年にはパワーユニットは各コンポーネントに関して1度だけパフォーマンス関連のアップグレードが認められている。ホンダは“新骨格”のパワーユニットとしてICE(エンジン)などを大幅に変更して開幕戦から使用、シーズン後半の第12戦ベルギーGP以降には、新型のエナジーストアを投入したと明かした。