2021年F1第12戦ベルギーGP、第13戦オランダGP、第14戦イタリアGPの3連戦で各チームが走らせたマシンを、F1i.comの技術分野を担当するニコラス・カルペンティエルが観察、印象に残った点について解説する。今回は、オランダGPでメルセデス製パワーユニット(PU)に起きたトラブルについて検証する。
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オランダGPの初日フリー走行で、セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)とルイス・ハミルトン(メルセデス)が立て続けにパワーユニット(PU)トラブルに見舞われた。いずれも油圧系統のトラブルと見られ、最終コーナーのバンクを立ち上がった直後に発生している。