フェラーリのカルロス・サインツは、2021年F1第17戦アメリカGPでタイヤ交換に時間がかかったことが、ダニエル・リカルド(マクラーレン)をアンダーカットできなかった原因であるようだと考えており、フェラーリにピットストップを改善することを促している。
サインツはリカルドのひとつ前の5番グリッドからレースをスタートしたが、オープニングラップでの必死の攻防の末、リカルドにオーバーテイクされた。チャンピオンシップにおけるライバルに対してトラックポジションを取り戻そうとフェラーリはアンダーカットを決めたが、ピットストップに時間がかかってしまった。こうした状況はこの時が初めてではなかったが、サインツのクルーたちは計画をあっという間に無駄にしてしまった。