2021年F1第17戦メキシコGPのフリー走行まではメルセデスにコンマ5秒以上の差をつけていたレッドブル・ホンダ。ところが予選に入るとメルセデスが一気に挽回し、最終的にフロントロウを独占されてしまった。その原因についてホンダF1の田辺豊治テクニカルディレクターは、「メルセデスの方がポケットのなかに持っているものが多かった印象」と、予選での伸び代の差を示唆していた。

 一方でQ3最後のアタックでは、結果的に角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)が邪魔した形となってタイム更新ができなかった。これについて田辺TDは、「仕方なかったのかなと思いますが」と弁護しつつ、クリーンな形で周回できなかったことを残念がっていた。

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