Q3では各車ともソフトタイヤを投入。ルクレールが先頭でコースインし、メルセデスAMG勢、アルファタウリ勢も今回は早めのコースインを果たした。それ以外の5台はピットで待機する。
ハミルトンはターン9のエントリーでリヤが流れてコースオフし、翌周アタックを仕切り直す。ボッタスは1分28秒143を記録し、2番手に角田、3番手にルクレールが続きガスリーはアタックをアボートしてピットに戻った。ハミルトンはボッタスを0.108秒上回るが、その後でアタックに入ったフェルスタッペンが全セクターベストの走りで1分27秒653でトップに立った。ペレスは0.475秒差で3番手。メルセデスAMG勢はステイアウトしてアタックを継続しボッタスが0.321秒差の2番手に浮上する。
残り3分で各車が2セット目のソフトを投入して最後のアタックへ。ここでハミルトンはセクター2と3でベストを刻んで1分27秒511でトップに立つ。
これに対してフェルスタッペンは気迫の最終アタックでセクター1と2でベストを更新。しかし最終コーナーの入り口で僅かに左フロントタイヤのロックアップを喫し、出口でウォールにヒットしてしまいストップ。後続勢はアタックを継続できず実質的に予選はここで終了となり、ハミルトンがポールポジションを獲得。2番手ボッタス、3番手フェルスタッペン、4番手ルクレール、5番手ペレス、6番手ガスリー、7番手ランド・ノリス(マクラーレン)、8番手角田、9番手エステバン・オコン(アルピーヌ)、10番手ジョビナッツィという予選結果となった。

