投稿日: 2021.12.08 15:56
更新日: 2021.12.08 16:03
更新日: 2021.12.08 16:03
レースペースを大幅改善も「そこそこの走りで終わってしまった」ライバル勢も大きく向上/ホンダ本橋CEインタビュー
取材・まとめ 柴田久仁夫
初開催のF1サウジアラビアGPでのアルファタウリ・ホンダは、初日から安定した速さを発揮。2日目の予選ではピエール・ガスリー、角田裕毅が前戦カタールに続いて揃ってQ3に進出。なかでも角田はデビュー以来初めて、ミディアムタイヤでトップ10に勝ち残ることに成功した。
残念ながら決勝レースでの角田は接触事故でポイント獲得はならなかったが、ガスリーは6位入賞。カタールで課題だったレースペースの遅さも、大きく改善することができた。とはいえホンダF1の本橋正充チーフエンジニアとしては、「ライバルたちも決勝に向けてかなりペースを上げていた」「相対的な競争力がちょっと手薄だった」と、決して満足していない。