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投稿日: 2022.03.06 12:00
更新日: 2022.03.04 19:49

【動画】メルセデスF1新加入のラッセルがファンの質問に回答。パワーポイントの話題も


 2022年にメルセデスF1で初シーズンを迎えるジョージ・ラッセルがチームの公式YouTubeに登場。F1ドライバーを志した瞬間から、ラッセルお馴染みとなった『パワーポイント』にまつわるものまで、SNS上で寄せられたファンからの質問に答えた。

 まず始めにラッセルが答えたのは、『初めてF1のレースを観戦したのはいつ?』という質問。弱冠24歳のラッセルによれば、それは2009年の開幕戦オーストラリアGPだったという。

 このレースでは、メルセデスの前身であるブラウンGPのジェンソン・バトンがポール・トゥ・ウインを飾っている。それをはっきり覚えているというラッセルは、この勝利を観たのが「F1ドライバーになりたいと思った瞬間だった」と当時を振り返った。

 動画では、そのほかにもラッセルが幼年期を語るシーンが多く見られた。質問の順番が前後するが、ラッセルは『F1ドライバーになっていなかったら何になっていたと思う?』という問いに「サッカー選手」と答えたうえで、“二刀流”だった少年時代に触れている。

「7歳のころは平日にサッカー、週末にカートをしていたんだ」

「サッカーでも何度もゴールを決めたんだけど、残念ながら僕はモータースポーツを選んだんだ」

 また、ラッセルといえばすっかり定着したのが“パワーポイント”キャラ。ウイリアムズF1のシートを得るためにパワーポイントを使って自らをプレゼンしたという逸話が残る彼だが、やはり『パワーポイントはどうなったの?』という質問が寄せられた。

 これに対してラッセルは、「ここ数年は出番が減ったね」と笑顔を見せながら、「できればすぐには使わないで済むようにしたいけど、必要なときのためにロッカーに入れてあるよ」とジョークで回答した。

 ウイリアムズでは持ち前の速さが結果に結びつかず、辛い時間を過ごすこともあったというラッセル。しかし、そこで「絶対に諦めない」という教訓を得たという彼は、ついにメルセデスのシートを手にした。もうプレゼンをしないで済ませるためにも、2022年シーズンの活躍に期待がかかる。

■Fan Q&A:George Russell Answers YOUR Questions

2022年F1バルセロナテスト ウイリアムズのピットを訪れるジョージ・ラッセル(メルセデス)
2022年F1バルセロナテスト ウイリアムズのピットを訪れるジョージ・ラッセル(メルセデス)
2022年F1バルセロナテスト2日目 ジョージ・ラッセル(メルセデス)
2022年F1バルセロナテスト2日目 ジョージ・ラッセル(メルセデス)


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