アルファタウリのピエール・ガスリーは、F1バーレーンテストにおいて、ルイス・ハミルトンのそばで何周か走った経験から、メルセデスのマシンのパフォーマンスはあまり高くはないという印象を持ったと示唆した。
2021年のコンストラクターズチャンピオンであるメルセデスは、F1新世代マシンが導入される今年、極端にタイトなサイドポッドを採用するなど、W13の設計にアグレッシブなアプローチを取った。だがバーレーンテストで、ハミルトンとジョージ・ラッセルは、技術レギュレーション変更の影響でもたらされたポーパシング(高速時にマシンが上下に激しく振動する現象)に、他チームよりも苦しめられ、精彩を欠いた。チームは課題を抱えていると認めており、ハミルトンは、現状では優勝争いをすることはできないと発言した。