マクラーレン・ホンダのリザーブドライバー、ストフェル・バンドーンは、フェルナンド・アロンソに再び出場許可が下りない場合に備えて中国で待機すると認めた。アロンソが出場できるのかどうかは現段階では定かでないとバンドーンは述べている。
アロンソはオーストラリアGPでの大クラッシュにより、肋骨を骨折、気胸の症状に見舞われ、バーレーンGP前のFIAによるメディカルチェックで出場の許可を得られなかった。マクラーレンがスーパーフォーミュラのテストのため岡山にいたバンドーンを急きょ呼び寄せてレースに出場させたところ、バンドーンはF1初参戦にもかかわらず、予選12位から決勝10位を獲得、チームに今季初ポイントをもたらした。
母国ベルギーのラジオ局Sporzaのインタビューに答え、バンドーンは、レース後、大勢の人々から称賛されたと認めた。
「たくさんのポジティブな反応を受け取った。F1関係者からもベルギー国内からもだ。僕はチームメイトのジェンソン・バトンに迫ることができると思っていた。そのとおりになったね」とバンドーンは述べている。