レッドブルのチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーによると、レッドブルはキャリア初期の頃のオスカー・ピアストリをジュニアプログラムに入れる機会を見送っており、現在ホーナーはそのことを悔やんでいるという。
ルノー・ユーロカップ、FIA F3、FIA F2でタイトルを獲得し、モータースポーツのジュニアシリーズを連覇するという印象強い成績を残したピアストリは、2020年にアルピーヌ(当時のルノー)のドライバーアカデミーに所属していたおかげで、アルピーヌでのF1昇格が決まっていた。しかしマクラーレンからの魅力的なオファーとアルピーヌ側の不透明な契約状況が相まって、21歳のピアストリはアルピーヌのF1シートのオファーを拒否し、マクラーレン加入を決めた。このことにアルピーヌは大いに憤慨した。