■評価 5/10:周冠宇は初のファステストラップ記録も入賞ならず
アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ):予選16番手/決勝リタイア
ミック・シューマッハー(ハース):予選15番手/決勝17位
ケビン・マグヌッセン(ハース):予選18番手/決勝14位
周冠宇(アルファロメオ):予選14番手/決勝16位
アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)は、決勝までは、やるべきことをやり、予選ではラティフィより速かった。しかし、得意なはずのウエットコンディションでのレースで、序盤に他車との接触が起き、ラジエターが壊れてリタイアとなった。
予選でQ2に進んだミック・シューマッハー(ハース)は、決勝で、再度セーフティカーが出動するのを待ってウエットタイヤでステイアウト、一瞬トップを走った。しかし望んだ展開にはならず、他よりも遅いタイミングでピットストップを行ったことでポジションを落とした。
チームメイトのケビン・マグヌッセン(ハース)も今回は輝けなかった。予選では18番手どまり、レースはポイント圏外でボッタスを抑え続けて走る展開だった。デグナーでストロールをパスするという勇敢な動きが彼にとってのハイライトで、強い闘争心を披露したものの、残念ながら今回は速さがなかった。
ルーキーの周冠宇(アルファロメオ)は、予選ではQ2で敗退。決勝では1周目にスピンを喫し、後方に落ちた。後半に新品インターミディエイトを追加で投入し、初のファステストラップを記録したが、ポジションはほとんど上げられなかった。

■評価 4/10:スタート直後にクラッシュしてしまったサインツ
カルロス・サインツ(フェラーリ):予選3番手/決勝3位
ランス・ストロール(アストンマーティン):予選19番手/決勝12位
カルロス・サインツ(フェラーリ)は予選で最後の数メートルまでポールポジションを争った。それが彼にとって今回の唯一のハイライトだ。決勝ではスタート時の悪コンディションのなかで真っ先にコースオフ、バリアに激しくクラッシュした。そのため決勝パフォーマンスについてポイントを与えることはできない。
ランス・ストロール(アストンマーティン)は予選でも決勝でもベッテルにかなわなかった。予選では最後のラップでミスを犯し、Q1で敗退した。決勝では、見事なスタートを決めた後、いつもは得意とするウエットコンディションで苦戦、思わぬ場所でオーバーテイクされるなどして、ポイント争いに加わることができなかった。

■評価 3/10:冷静さを保てなかったガスリー
ピエール・ガスリー(アルファタウリ):予選17番手/決勝18位
レース1周目に広告パネルを拾ってしまったことでピエール・ガスリー(アルファタウリ)が動揺したのは理解できる。だが、赤旗コンディションであれほど速く走るべきではなかった。あの場所でサインツがクラッシュしたことは彼も承知していたはずだ。いくつかの状況に冷静さを保てず、それが彼のレースの妨げになった。次のアメリカGPまでにインターバルがあるのは彼にとっていいことだ。


