レッドブル・レーシングがドライバーズタイトルを獲得した2021年にF1コストキャップレギュレーションに違反し、支出が上限額を超過していたとFIAが発表したことを受け、マクラーレン・レーシングCEOザク・ブラウンは、支出超過は“不正行為”であると強く批判、違反者に厳しい処罰を科すよう求める要望書をFIAに送った。

 2021年からF1チームに対するコストキャップが導入され、この年の支出上限額が1億4500万ドル(約216億円)に定められた。各チームが提出した財務書類の監査を行ったFIAは、今年の10月10日にその結果を発表。2021年にレッドブル・レーシングは手続き上の違反に加え『軽微な支出超過違反(Minor Overspend Breach)』を犯していたこと、アストンマーティンは手続き上の違反を犯していたことを発表した。ペナルティについてはまだ決定されていない。

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