2022年FIA授賞式において、F1コンストラクターズタイトルを獲得したレッドブル・レーシングを代表して出席したチーム代表クリスチャン・ホーナーとFIA会長モハメド・ビン・スライエムが、バジェットキャップ違反やF1レギュレーションの不備に触れ、気まずい雰囲気が流れた。
12月9日にイタリア・ボローニャで実施された授賞式において、ビン・スライエムFIA会長は、ホーナーにトロフィーを手渡す際、「クリスチャン、このカップはコストキャップとは関係ないからね。これはFIAからだ。君たちのコスト上限額から差し引くつもりはない」と述べた。レッドブルは、2021年にレギュレーションで定められた予算上限額を超えた額を使ったことが明らかになり、今年10月にペナルティを受けることが決定した。