「もし6カ月くらい時間があったら良かったが、我々の開発プログラムはとても短い期間に詰め込まれたので、初日にはデータのない状態でスタートした。大きな挑戦だった」とクローリーは付け加えた。

「データを非常に重視するので、新しいプログラムの始めるには、過去の経験や初日の理論的評価がどれだけ良かったかといったことを手がかりにする。どこから始めるかをはじき出し、進むべき方向性をはっきり描くためだ」

 クローリーはオーストラリアGPに向けて燃料と潤滑油の初期ロットがすでに海上貨物として出発しているが、残りのシーズンに必要なものを微調整するために、プレシーズンテストの縛りがあることで大変になるだろうと語った。

 エクソンモービルの製品がどれだけ変更してきたのかを聞かれクローリーは次のように答えた。
「今取り組んでいる新しいパワーユニットが必要としているものは、ホンダとの仕事で慣れ親しんだものとは違うし、ホンダのパワーユニットはメルセデスのパワーユニットとは異なっていた」

「これは我々にとってV6ハイブリッド時代における3基目のパワーユニットだ。3基すべてが異なっているのはそれほど驚く事ではない。なぜならパワーユニットはすべて、異なった解決策やメカニカルデザイン、素材が採用されているからだ」

「こうしたすべての要素が潤滑油と燃料組成にかなり大きな影響を与えている。実際、それらがすべて同じだったら私は驚いただろうね」

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